読みもの -美肌理論-

【寝具の工夫で質が向上】美肌に必要な睡眠環境

美肌を保つうえで大切な良質な睡眠。
みなさんはどのような布団でお休みですか?

今回は快適な睡眠環境を説明します。

寝床内気象をご存知ですか?からだと寝具の間の温度や湿度を指します。
日本睡眠環境学会で発表された研究によると、寝具内の理想的な環境は温度33±1℃、湿度50%といわれています。

快適な睡眠温度は2種類あります。

1.室温29℃
人は裸で寝ていても熱くも寒くもない中和温域があります。
すごしやすい時期や環境を一定に保てるときに適しています。

2.寝具内温度33±1℃
就寝環境を寝具でサポートする場合、体温や代謝が下がることを考慮して体表面温度と同じ33±1℃が理想です。

就寝中、深部体温というからだの内部の温度を下げて脳とからだを休息させます。寝具内が33℃を超えると発汗が始まって深部体温が下がらず深い眠りに入れません。

快適な睡眠には湿度も欠かせず、室内の快適な環境と同じ50%が理想です。人は湿度が65%を超えると蒸れによって不快に感じます。
また、ダニやカビなどが繁殖して咳やアレルギーを引き起こしやすいので注意しましょう。

快適な睡眠環境は寝具のかける順番だけでも改善できます。

【内側】
即暖性と吸湿性が高いので、肌に触れる布団には綿・シルク・ウールなど天然素材がおすすめです。

【中間】
羽毛はからだから発する熱をためます。羽毛布団は重みをかけると保温力が下がるので、中間か上にかけるのが理想です。

【外側】
保温性が高いアクリルやポリエステルなどの合成素材を含む軽めの布団を一番上にかけると、熱を逃がさずに保温力が高まります。

起床時の布団は睡眠中の発汗で、水分量が増えています。布団に吸収された水分が次の入眠時にからだの熱を奪って寝具が温めるのに時間がかかるので睡眠の質に影響します。

乾燥機などで湿気を逃がすなど次の睡眠への準備も大切です。寝具のかける順番を工夫して睡眠環境を見直しましょう。